韓国ドラマ「宮」二次小説 七夕でちょこっと物語「はなれずに」 [ちょこっと物語]
シンはコン内官と中庭の散策をしていました。
コン内官:「殿下、池のほとりの東屋からこちらまでは、秋がもっとも似合うと
いわれております」
シン :「そのようですね。
それでは、やはり池の向こう側へ行きましょうか・・・」
シンがふと池の向こう岸を見ると、岸へせり出した廊下の休憩場でチェギョンが手を
振っていました。
シン :「まったく・・・」
シンは携帯を手に取りました。
≪ピロピロ≫
チェギョン:「もしもし、シン君?」
シン :「まったく、その太い腕なら、そんなに振らなくてもよく見える」
チェギョン:「ちょっと、なによ!
シン君こそ、その大きな顔は、こちらからよーく見えるわ。
あっでも、ほそーい目は見えないけどね」
シン :「なに?!」
チェギョン:「べーだ」
チェギョンはシンのほうに携帯を向けると見えるように切りました。
シン :「な?!おい!勝手に切るな!」
チェギョンは耳の穴に指を入れるふりをしました。
チェギョン:「なーんにも聞こえませーーーん」
シン :「まったく、大きな声を出すなとあれほど・・・」
シンはチェギョンに電話しました。
チェギョン:「もう、うるさいわね」
チェギョンはシンのほうを見ながら電話に出ました。
チェギョン:「なにかご用ですか?皇太子様」
シン :「大きな声を出すなと言っただろう。
まったくお前は、皇太子妃という自覚がない」
チェギョン:「シン君が遠くにいるからいけないのよ」
シン :「遠くにいても、こうやって携帯で話せばいいだろう」
チェギョン:「そうだけど・・・」
シン :「俺の大きい顔はそこからばっちり見えるんだろう?」
チェギョン:「・・・」
シン :「俺には、チェギョンの頬についている、米粒までよく見える」
チェギョンは慌てて、シンに背中を向けると頬を手で触りました。
シン :「ははは、食いしん坊め。
もっと右だ」
シンはふっと微笑むと駆け出しました。
チェギョンはシンに背中を向けたまま、恥ずかしそうに頬についた米粒を探していました。
チェギョン:「シン君、ないわよ」
シン :「さっき手について、反対の頬についた。
米粒に見えたが違うものか?」
チェギョン:「え?!もう、うそでしょ・・・」
チェギョンは反対の頬を探しました。
チェギョン:「もう、やっぱりなにもないわよ!」
チェギョンは怒って池のほうへ振り返りました。
向こう岸にはコン内官が軽く頭を下げていました。
チェギョン:「あれ?シン君?」
シン :「なんだ?」
チェギョン:「え?シン君どこ?」
シン :「それより、お前、ハンカチが落ちたぞ」
チェギョン:「ハンカチ?
どこに?」
シン :「手すりの外だ」
チェギョン:「手すりの外?下に?」
チェギョンが、不思議そうに手すり越しに外をのぞきこむとシンが息を整えながらしゃがんでいました。
チェギョン:「シン君・・・」
シンは立ち上がると、チェギョンの頬にkissしました。
シン :「頬には米粒よりKissだろ?」
チェギョンは嬉しそうに微笑みました。
チェギョン:「もう、走ってきたの?」
シン :「あぁ、意外に距離があった。
チェギョン、ほら降りて来い」
チェギョンは廊下の降り口から中庭へでました。
シンはチェギョンの手を握りました。
シン :「このほそーい 目でもよく見えるように、そばにいろ。
あの木の先に、小川がある。
そこに涼みに行く」
チェギョン:「うん」
チェギョンは、うなずきました。
シンは優しく微笑むと、小川に向かって歩き出しました。
~ たなばた はなれずに おしまい ~
コン内官:「殿下、池のほとりの東屋からこちらまでは、秋がもっとも似合うと
いわれております」
シン :「そのようですね。
それでは、やはり池の向こう側へ行きましょうか・・・」
シンがふと池の向こう岸を見ると、岸へせり出した廊下の休憩場でチェギョンが手を
振っていました。
シン :「まったく・・・」
シンは携帯を手に取りました。
≪ピロピロ≫
チェギョン:「もしもし、シン君?」
シン :「まったく、その太い腕なら、そんなに振らなくてもよく見える」
チェギョン:「ちょっと、なによ!
シン君こそ、その大きな顔は、こちらからよーく見えるわ。
あっでも、ほそーい目は見えないけどね」
シン :「なに?!」
チェギョン:「べーだ」
チェギョンはシンのほうに携帯を向けると見えるように切りました。
シン :「な?!おい!勝手に切るな!」
チェギョンは耳の穴に指を入れるふりをしました。
チェギョン:「なーんにも聞こえませーーーん」
シン :「まったく、大きな声を出すなとあれほど・・・」
シンはチェギョンに電話しました。
チェギョン:「もう、うるさいわね」
チェギョンはシンのほうを見ながら電話に出ました。
チェギョン:「なにかご用ですか?皇太子様」
シン :「大きな声を出すなと言っただろう。
まったくお前は、皇太子妃という自覚がない」
チェギョン:「シン君が遠くにいるからいけないのよ」
シン :「遠くにいても、こうやって携帯で話せばいいだろう」
チェギョン:「そうだけど・・・」
シン :「俺の大きい顔はそこからばっちり見えるんだろう?」
チェギョン:「・・・」
シン :「俺には、チェギョンの頬についている、米粒までよく見える」
チェギョンは慌てて、シンに背中を向けると頬を手で触りました。
シン :「ははは、食いしん坊め。
もっと右だ」
シンはふっと微笑むと駆け出しました。
チェギョンはシンに背中を向けたまま、恥ずかしそうに頬についた米粒を探していました。
チェギョン:「シン君、ないわよ」
シン :「さっき手について、反対の頬についた。
米粒に見えたが違うものか?」
チェギョン:「え?!もう、うそでしょ・・・」
チェギョンは反対の頬を探しました。
チェギョン:「もう、やっぱりなにもないわよ!」
チェギョンは怒って池のほうへ振り返りました。
向こう岸にはコン内官が軽く頭を下げていました。
チェギョン:「あれ?シン君?」
シン :「なんだ?」
チェギョン:「え?シン君どこ?」
シン :「それより、お前、ハンカチが落ちたぞ」
チェギョン:「ハンカチ?
どこに?」
シン :「手すりの外だ」
チェギョン:「手すりの外?下に?」
チェギョンが、不思議そうに手すり越しに外をのぞきこむとシンが息を整えながらしゃがんでいました。
チェギョン:「シン君・・・」
シンは立ち上がると、チェギョンの頬にkissしました。
シン :「頬には米粒よりKissだろ?」
チェギョンは嬉しそうに微笑みました。
チェギョン:「もう、走ってきたの?」
シン :「あぁ、意外に距離があった。
チェギョン、ほら降りて来い」
チェギョンは廊下の降り口から中庭へでました。
シンはチェギョンの手を握りました。
シン :「このほそーい 目でもよく見えるように、そばにいろ。
あの木の先に、小川がある。
そこに涼みに行く」
チェギョン:「うん」
チェギョンは、うなずきました。
シンは優しく微笑むと、小川に向かって歩き出しました。
~ たなばた はなれずに おしまい ~



